IRISではパッケージの公開・非公開によってユーザーの閲覧を制御する以外に、「アクセス・グループ」を使用して、柔軟に閲覧の可否について閲覧制御できます。
例えば「人事部」の管理する文書には、全員が閲覧できる「就業規則」といった文書の他に、個人情報を含むデータで「人事部」の人間しか閲覧を許可できない文書があります。これらの閲覧を制御するために「アクセス・グループ」を使用します。
まず管理者、あるいは編集者権限でIRISびログインして、右上のメニューから「アクセス・グループ」を選択します。アクセス・グループの一覧画面から「追加」を選び、表示されるダイアログ・ボックスで「名称」欄に「人事部」と入力して「追加」ボタンを押します。
アクセス・グループの登録後、詳細画面が表示されます。タブメニューから「所属ユーザー」を選択します。ユーザーの一覧が表示されますので、その中から人事部のユーザー行の「登録」ボタンを押して、「人事部」アクセス・グループにユーザーを登録します。
アクセス・グループへのユーザーの登録を終えたら、左のサイドバーメニューからパッケージを選び、人事部のユーザーにしか閲覧を許可したくないパッケージを選んで、その詳細画面を選んで下さい。
アクセス・グループ欄に「アクセス制限は適用されません。」と表示されているのは、このパッケージが公開中であれば、誰からでも閲覧できる状態を示します。そこで「アクセス・グループ設定」ボタンを押して、「人事部」アクセス・グループに所属しているユーザーだけが閲覧できるようにします。
表示されるダイアログ・ボックスで、「人事部」をチェックして「適用」ボタンを押して下さい。選択したパッケージにアクセスグループ「人事部」が適用されます。
これでこのパッケージは「人事部」アクセス・グループに所属しているユーザーしか閲覧できなくなります。
アクセス・グループはパッケージに対して複数設定することが出来ます。例えば全ての機密情報にアクセスできる「社長室」といったアクセス・グループを設けて、このパッケージのアクセス・グループ設定で「人事部」と「社長室」を設定することで、両アクセス・グループに所属するユーザーにアクセスを限定させることが出来ます。
人事異動などで配属が変わった場合は、右上のアクセス・グループからその詳細画面から登録ユーザータブメニューから、登録ユーザーの新規登録、あるいは解除を行うことで、全ての適用パッケージの閲覧制御に即時反映されます。
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